ＢＹＤ、２２年３月は生産・販売とも前年同期比ほぼ２倍の２０万台超え

　中国の電気自動車（ＥＶ）大手で深セン証券取引所メインボードおよび香港証券取引所に上場しているＢＹＤ（比亜迪、００２５９４／深セン、０１２１１／香港）が４月２日、２０２３年３月の自動車生産・販売速報を発表した。 　同社が３月に生産した自動車（すべて新エネルギー車、乗用車と商用車の合計）は２０万９８２３台で、前年同月比９６．７３％増とほぼ倍増した。また、販売台数は２０万７０８０台で同９７．４５％増となった。 　生産された乗用車２０万８８３２台のうち、純電動車（ＢＥＶ）は１０万４４７６台で同９１．９５％増、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ）が１０万４３５６台で同２．０３倍。また販売された乗用車２０万６０８９台のうち、ＢＥＶが１０万２６７０台（同９１．３２％増）、ＰＨＥＶが１０万３４１９台（同２．０４倍）となり、販売台数ではＰＨＥＶがＢＥＶを上回った。なお、２３年３月の海外の新エネ乗用車販売台数は１万３３１２台だった。 　１〜３月の累計は生産が５６万７１８３台（同９７．２６％増）、販売が５５億２０７６台（同９２．８１％増）。乗用車のうちＢＥＶは生産２６万７８１９台（同８５．７０％増）、販売が２６万４６４７台（同８４．７８％増）、ＰＨＥＶが生産２９万５１２７台（同２．０８倍）、販売が２８万３２７０台（同２．００倍）となっている。（編集担当：今関忠馬）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）