緊急分析、26年3月期第3四半期累計決算―厳選! 営業利益の高成長銘柄!!

 2026年3月期の第3四半期累計(25年4-12月)決算が出そろいつつある今、営業利益が高成長している銘柄を緊急分析した(25年3月期第3四半期累計の営業利益3億円以上の銘柄)。営業利益は企業の主力事業がどれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す重要な財務指標で、営業利益の持続的な成長は企業の生存と発展にとって不可欠な要素といえる。  営業利益の増加が続くメリットには、次のものがある。まず、企業の本業での一時的でない「稼ぐ力」が強くなっていることから、内部留保が蓄積され、将来の投資や不測の事態に備えた財務基盤が強化される。次に、研究開発費や設備投資などの成長投資に充当することにより、将来的な成長継続を支える原動力になる。さらに、給与の向上や福利厚生の充実などを実施することで、優秀な人材の確保・定着も期待される。配当金の増額や自社株買い、株主優待の拡充など、株主還元を充実させることもできるようになり、投資家の長期的な支持にもつながる。  今回のランキングで首位に躍り出た銘柄が、RIZAPグループ <2928> だ。営業利益の成長率は実に前年同期比15倍以上にもなる。同社は主力事業の「コンビニジム」chocoZAP事業において、出店数や広告宣伝費の抑制、内製化やAI(人工知能)活用などコスト最適化に注力し、「稼ぐ力」の強化を図り、それが見事に数字となって現れてきた。会員数が改めて増加傾向を示し、chocoZAPはもはや一過性のブームではなくなっており、「ジム」から「社会インフラ」へステージアップしたようだ。今後は直営店舗だけでなく、フランチャイズによる出店加速も予定され、27年3月期以降はさらなる成長が予想されよう。  第2位は油脂大手の不二製油 <2607> で、営業利益の成長率は10倍を超えた。25年3月期には米国子会社において営業損失が発生し、その影響で25年3月期の第3四半期累計決算は大幅な減益を余儀なくされた。子会社の構造改革が進んだことにより、26年3月期の業績は好調に推移しており、前期の反動から大幅増益になったといえる。  第3位は医薬品メーカーの住友ファーマ <4506> で、営業利益の成長率は7倍以上だった。同社は24年3月期まで赤字が続いたことから事業構造改革を進めており、今期は再生・細胞医薬事業の再編などにより販管費、研究開発費が減少した。その影響から、相対的に増益率が大きくなっている。  営業利益の高成長を反映し、不二製油、住友ファーマの株価は右肩上がりで推移し、不二製油は2月5日、住友ファーマは1月8日と、26年に入って昨年来高値を更新した。しかし、第1位のRIZAPの昨年来高値は25年1月6日の259円。今後も高成長が続く見通しから、RIZAPの見直し余地は大きそうだ。
 2026年3月期の第3四半期累計(25年4-12月)決算が出そろいつつある今、営業利益が高成長している銘柄を緊急分析した(25年3月期第3四半期累計の営業利益3億円以上の銘柄)。営業利益は企業の主力事業がどれだけ効率的に利益を生み出しているかを示す重要な財務指標で、営業利益の持続的な成長は企業の生存と発展にとって不可欠な要素といえる。
economic company
2026-02-13 13:15