日経平均は28円安スタート、プラス圏へ浮上する場面も

  25日の日経平均株価は前日比28円20銭安の1万5861円13銭で寄り付いた。5営業日で5%近く上昇し、前日に一時1万6000円台を回復した達成感もあって、利益確定売りが優勢となった。ただ、朝方の時点で下値は限定的で、プラス圏へ浮上する場面もみられる。   指数寄与度の高い銘柄では、ファナック <6954> 、京セラ <6971> などが軟調。一方、ファーストリテイリング <9983> はしっかり。米携帯電話大手の買収が報じられたソフトバンク <9984> は朝安後に持ち直した。   個別では、13年12月期利益予想を上方修正したザインエレクトロニクス <6769> が買い気配スタート。13年11月中間期で営業益2割増のウェザーニューズ(WNIウェザ) <4825> 、米国で樹状細胞の活性化処理方法に関する特許が成立したメディネット(MDNT) <2370> は急伸した。   半面、国際石油開発帝石 <1605> など鉱業株やコスモ石油 <5007> など石油株の一角は上値が重い。有機ELの提携解消が報じられ、パナソニック <6752> が底堅い一方、ソニー <6758> は弱含みで推移している。(編集担当:宮川子平)
25日の日経平均株価は前日比28円20銭安の1万5861円13銭で寄り付いた。
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2013-12-25 08:45