ハイデ日高は3Q業績減益転換も通期最高純益を評価して続伸
ハイデイ日高 <7611> は、28円高の2063円と続伸して始まっている。前日25日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)決算を発表、減益転換して着地したが、2月通期業績に対して順調な利益進捗率を示し、通期純利益も、期初予想を据え置き連続して過去最高を更新することを評価して割安株買いが増勢となっている。前日25日の年内最終商いで節税目的の換金売りも一巡し、上値圧迫が薄れたとしたとして需給好転思惑も強めている。
■3Q業績の通期業績対比の利益進捗率は目安の75%を上回る
3Q業績は、前年同期比8%増収、4%経常減益、3%純益減益と伸び悩んだが、期初予想の2月通期業績対比の利益進捗率は、78~80%と目安の75%をクリアした。新規出店を32店舗(退店6店舗)と積極継続し、夏季に続き9月に「モツ野菜ラーメン」、11月に「チゲ味噌ラーメン」の新メニューを投入し売り上げは続伸したが、生産・原価面では、食材価格の上昇や昨年10月から増設を開始した行田工場の減価償却費の増加、新店舗増加に伴う光熱費の負担増、パート・アルバイト社員に対する新定期賞与制度導入による人件費の増加などが重なり、利益は、減益転換した。
2月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、20億8000万円(前期比1%増)と連続の過去最高更新を見込んで市場コンセンサスをクリアし、年間配当も36円(前期実績35円)と9期連続の増配を予定している。
■PER13倍台の割安修正で高値奪回に弾み
株価は、今期第1四半期2ケタ増益業績に猛暑関連人気が上乗せとなって2220円の戻り高値をつけ、25日移動平均線水準の2000円大台での値固めを続けてきた。PERは13倍台と割安であり、戻り高値抜けから年初来高値2309円奪回に弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ハイデイ日高<7611>(東1)は、28円高の2063円と続伸して始まっている。前日25日大引け後に今2月期第3四半期(3Q)決算を発表、減益転換して着地したが・・・。
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2013-12-26 10:15