高島屋が和歌山店閉鎖や地代家賃圧縮など大胆な合理化

■次年度以降、販売管理費が大幅削減の見通し   高島屋 <8233> は26日の大引け後、販売管理費、地代家賃の圧縮を図るべく東急不動産ホールディングス <3289> と進めていた新宿店(東京・渋谷区)の共有部分の一部(信託受益権)を1050億円で取得することで合意したと発表した。引渡し日は2014年3月31日の予定。同時に、和歌山店(和歌山市)を2014年8月末日の予定で営業終了することも発表した。   発表によると、これによる2014年2月期の業績に与える影響はないものの、次年度以降については、地代家賃を含む販売管理費が大幅に削減される見通し。詳細については判明次第開示するとした。   株価は5月に1183円の高値をつけて以降一進一退を続け、10月の832円を下値に持ち直し基調。本日の終値は1021円(9円高)。業績は好調で、株式市場の活性化を受けて高額品の動向を中心に上向き、14年2月期の連結売上高は09年2月期以来の9000億円台に乗る見込み。本日の発表により、売上高は落ちても利益面での拡大が見込めるため、5月高値を回復する可能性が出てきた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
高島屋<8233>(東1)は26日の大引け後、販売管理費、地代家賃の圧縮を図るべく東急不動産ホールディングス<3289>(東1)と進めていた新宿店(東京・渋谷区)の共有部分の一部(信託受益権)を1050億円で取得することで合意したと発表した。
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2013-12-26 17:00