2014年日本株式市場展望 PART3=広木隆

  情報ベンダーのQUICKが実施した市場参加者への調査によると、回答者の52%が2014年4~6月に追加緩和の可能性があるとみている。日銀の追加緩和の予想時期は、14年4~6月が最多の52%。14年3月までと答えた19%と合わせると、来年前半に日銀の追加緩和を予想する向きは回答者の7割と圧倒的に多い。   市場の期待が大きいことは逆にリスクでもある。日銀の追加緩和が市場の期待にじゅうぶんに応えられない場合は再び円高に巻き戻って株安を誘うだろう。回答者の予想する追加緩和の具体策は、ETFなどリスク性資産の買い入れ増額が過半を占めた。市場の予想する追加緩和の内容が国債買い入れ増額ではなく、ETFに傾くのにはわけがある。   日銀が、これ以上国債買い入れを増やせば…   (執筆者:広木隆 マネックス証券チーフ・ストラテジスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
情報ベンダーのQUICKが実施した市場参加者への調査によると、回答者の52%が2014年4~6月に追加緩和の可能性があるとみている。日銀の追加緩和の予想時期は、14年4~6月が最多の52%。14年3月までと答えた19%と合わせると、来年前半に日銀の追加緩和を予想する向きは回答者の7割と圧倒的に多い。
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2013-12-26 17:45