UMNはストップ安売り気配、業績予想の下方修正に売り殺到

  UMNファーマ <4585> は700円ストップ安の3050円売り気配。27日引け後に発表した13年12月期業績予想の下方修正で、赤字幅が拡大したことを嫌気した売りが殺到した。   従来20億円を見込んでいた売上高は9300万円にとどまる見通しで、営業赤字を19億円から46億600万円(前期は20億7200万円の赤字)、最終赤字を20億円から38億9400万円(同19億9600万円の赤字)に引き下げた。   組換えインフルエンザHAワクチンのアジア地域でのライセンス供与にかかる提携契約などが期中に完了しないことや、バイオ医薬受託製造事業で受注した複数の案件が初期検討段階のため、受託規模を見直したことが主な要因。   また、季節性組換えインフルエンザHAワクチンの承認申請に向けた各種データ取得を目的とするパフォーマンスクオリフィケーション(適格性評価)にかかる原材料および資材の購入費用の増加なども損失の拡大につながった。(編集担当:宮川子平)
UMNファーマは700円ストップ安の3050円売り気配。27日引け後に発表した13年12月期業績予想の下方修正で、赤字幅が拡大したことを嫌気した売りが殺到した。
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2013-12-30 13:00